最近、化石発掘キットで遊んだり、川でガーネットを探したりと、地味に”石”ブームが来ている我が家です。
先日たまたまネットで「勾玉作りキット」を発見したので、子どもが喜ぶかなぁと購入してみました。
本日コロナで小学校が休校になってしまったので、手持ち無沙汰な子ども達と一緒に勾玉を作ってみることに♪
大量の粉が出ますが、サンドペーパーで勾玉を磨いて形作っていく工程はとっても面白かったです!
今回は、自宅で楽しめる「勾玉作り」を紹介したいと思います。
子どもと一緒に自宅で「勾玉作り」~夏休みの自由研究にもオススメです!~
勾玉って?
勾玉(まがたま)は、古代日本の装身具(アクセサリー?)と言われていますが、確かなことは分かっていないそうです。
勾玉は縄文時代、弥生時代、古墳時代の遺跡からたくさん発見されています。
形はCの型が多く、素材はヒスイ、メノウ、水晶、滑石など様々です。
「勾玉作り」キット
今回購入した勾玉作りキットの内容はコチラ。
どのキットも、だいたい同じ内容物でした。
★色付きもありました(ピンク色orグレー)
★たくさん作りたい方はコチラがオススメ~
自宅で勾玉を作ってみました!
場所は室外がオススメ
むかしむかし吉野ケ里遺跡で勾玉作り体験をしたことがあり、その時大量に粉が出たのを覚えていたので(!)室内ではなく室外で作ることに!
この日は雨が降っていたので、庭ではなくベランダに新聞を敷いて行いました。
汚れ防止にスモックを、粉を吸い込まないようにマスクも着用です。
下書き
まずは滑石に勾玉の形を描いてみました。
遺跡から発掘される勾玉は”くびれがあって、尖端がシュっとしている”物が多い印象ですが、成形するのが難しいかな…と太っちょのシルエットになりました!
娘はえんぴつで、私は油性マーカーで描きました。(滑石を削っていく時下書きは消えるので、何で描いても大丈夫ですよ◎)
粗いサンドペーパーで削り、形を作る
まずは一番粗目のサンドペーパーで削っていきます。
滑石はやわらかい石で削りやすく、そんなに力を入れなくても簡単に削ることができました。
娘は力加減が分からずゴリゴリ削っていたみたいで、途中で「指が痛くなったぁ~」と嘆いていましたが…(;’∀’)
ペーパーで磨いていると、なんだか心が無になります。
私も娘も、無言でひたすら削っていました(笑)
1時間後…
じゃ~ん!
下書きの形まで削ることができました♪ワーイ
次は角ばっている箇所を削って、全体的に丸くしていきます。
くびれの部分を作る時は、人差し指にペーパーを巻き付けると磨きやすかったです◎
こんなに粉が落ちていましたー!!!!!
細かいサンドペーパーで削って、キズをなくす
次に、細かいサンドペーパーで削り形を整えていきます。
粗いサンドペーパーで磨いたときのキズも、下書きの跡もここで消しておきます。
ここまでくるとあと少しです!
水につけ、耐水ペーパーでピカピカに磨く
最後に、滑石を水につけて耐水ペーパーでピカピカになるまで磨いていきます!
水につけると粉が落ちて、それだけでツルっとなりました。
しばらく磨くと、あっという間にピカピカに…!!
完成♡
勾玉が完成しましたー!!
自分で作った勾玉、なんだかとっても愛着が…♡
所要時間は、1時間半ほどでした。
勾玉作り、休校中のアクティビティにとっても良かったです◎
図工の勉強?社会の勉強?理科の勉強にもなるかもしれませんね!(もちろん、時間つぶしにも…笑)
小学校の「夏休みの自由研究」にもオススメ!
「勾玉作り」体験は、小学校の夏休みの自由研究にもオススメですよ。
〇勾玉の形を調べる
〇勾玉の素材を調べる
〇勾玉作り体験レポートを書く
こんな風に、勾玉について本や図鑑で調べた後、”自分で実際に作ってみた”レポートをつけると、研究に説得力や奥行が出ると思いませんか♪
それに、ただ調べるだけではなく、”自分で体験したこと”は時間がたっても忘れないものです。
勾玉作りキットは1つ300円程度で購入できるので、手軽に体験できちゃいます◎
今回は勾玉らしい形の勾玉を作りましたが、ドーナツ型やハート型に成形しても面白いかもしれませんね。
さいごに
自宅で楽しめる「勾玉作り」、いかがでしたか?
1つ300円で1時間半みっちり遊ぶことができて、最後にはかわいい勾玉のネックレスが完成しました♡
娘もとても楽しかったようで、「また今度は違う形のん作りたいわぁーー!」とやる気満々。
今回はコロナで休校中だったので、母の”休校中の子どもの為に何かしなければ…”のプレッシャーからもしばし解き放たれました(;’∀’)ノ
次の休校に備えて、「勾玉作りキット」新たに買っておこうかなと思います!
たくさん勾玉を作ると、古墳時代の権力者みたいにゴージャスなネックレスができあがるかもしれませんね~(#^.^#)
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