「専業主婦なのに、一人旅なんて贅沢かな…」
「子どもがいるから、一人旅なんて無理!」
そう思っていたのは、数年前の私です。
でも今では、「一人旅に出てよかった」と心から思っています(#^.^#)ノ
今回は、そんな私がどうして一人旅に出る決意をしたのか、3つの理由をお話ししたいと思います。
【専業主婦ママ】10年ぶりに一人旅に出た理由&きっかけ。
①とにかく、一人になりたい!
結婚して専業主婦になり、出産し、それから10年、主婦としてママとして家事と子育てに明け暮れる日々。
自分で望んで専業主婦&ママになったのに、
「一人になりたい~!」と何度思ったことか…(^-^;)
赤ちゃんのころはトイレの中まで後追いされ(笑)、お昼は抱っこ抱っこで、夜は両側に寝ている子ども達から挟み撃ちにされ…。
わたしがくっついていないと起きてしまう為、夜の一人時間も皆無でした。
下の子が幼稚園に入ってようやく一人に…と思いきや、コロナの流行で自宅待機が続き、全く一人になれず( ;∀;)
どのエピソードも、余裕がある時には幸せな日常の一コマなのですが、疲れがたまってくるとダメなんですよね。
そして、下の子が小学生になった子育て10年目のころ、一人になりたい欲がピークに達したのでした。
② 家族は大事。でも、私も大事。
私は家族が大好きです。夫も子どもも、かけがえのない存在。
だからこそ、自分よりも家族を優先していました。
外食する時は”子ども達が好きな食べもの”を選び、おでかけは”子ども達が喜ぶところ”、旅行へ行く時も、”子ども達が楽しめるところ”を選んでいました。
そうすることが母として当たり前だと思っていました。

でも、本当は温泉にのんびりつかりたい。

ついでに岩盤浴やサウナに入って整いたい。

お洒落な雑貨屋さんをじっくり見たい(買うものがなくても!)

外資系ホテルの静かなラウンジでお洒落なケーキを食べたい!

田舎の鈍行列車に5時間位乗って、流れる車窓を楽んだり、ウトウト昼寝したりしてみたい!!!!!!

最後の方、急に鉄ちゃんぽくなってますけど…
子育て10年目にして、ずーっと家族を優先していた反動から、自分のしたいことができない気持ちが熟成して、ドロドロした恨みの気持ちになりそうな気配がしたのです(^-^;)
家族は大切。
でも、それと同じくらい“私自身を大切にする時間”も必要なんじゃないかと、ようやく気づいたのでした。
③「いつかやろう!」いつか…は来ないかもしれないと気付く。
そんな時、人間ドックで受けた乳がん検診にひっかかり、再検査の通知が届いたのです。
再検査の通知を受け取ったとき、すごく怖くて、不安で、「もしも…」と最悪のことを考えずにはいられませんでした。
結果として大事には至りませんでしたが、その出来事は、私の生き方を大きく変えるきっかけになりました。
「いつか(子どもが大きくなったら)一人旅をしよう!」
そう思っていましたが、その”いつか”…は来ないかもしれない。
このまま死んでしまったら絶対に後悔する。
気付いた瞬間、「これからは”わたしのしたいこと”も、ちゃんとしよう!」と思ったのでした。
10年ぶりの一人旅へ!
そして、わたしは10年ぶりの一人旅へ出かけたのでした。
一人旅のスケジュールには、この10年間、ずっとおさえてきた”自分のしたいこと”をを全て詰め込みました(#^.^#)ノ
深夜にラーメンを食べ。(念願のカウンター席!)
美術館のカフェで雑誌を読みながらゆっくりお茶をして。
温泉にゆっくりつかって。
ついでにサウナにも入って。
マッサージで全身もみほぐしてもらい。
大きなベッドに一人で寝て。
好きな時間に起きて、朝ヨガをして。
特急電車ではなく、鈍行に乗って、めちゃくちゃ時間をかけて帰ってきました(笑)
\詳しくはコチラ/


一人旅、最高でした!!
家に帰ると、子どもが抱きついてきて「おかえり」と笑ってくれました。
夫も「ちょっとは休めた?」と声をかけてくれました。
みんなありがと~、これでお母さんはまだまだ頑張れる~!
一人旅のおかげで、10年間の疲れがリセットされたように感じ、とても前向きな気持ちになりました。
そして自分が満たされたからこそ、「家のこと、子ども達のこと、もっと頑張ろう!」と思えたのです。

「シャンパンタワーの法則」というそうです。
さいごに。あなたの「行きたい」をあきらめないで
もし今、この記事を読んでいるあなたが「一人旅、気になるけど…」と迷っているなら、こう伝えたいです。
専業主婦やママの一人旅は、決してワガママじゃない。
家族のためにも、自分を大切にすることは、とても価値のある選択です。
なぜなら、自分が満たされていないと家族にやさしくしてあげられないから。
家族は大切。
でもそれと同じくらい、“私自身を大切にする時間”も必要なんだと、10年ぶりの一人旅で感じたのでした(#^.^#)ノ

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