2020年の春~夏にかけて、コロナウイルスの影響で外出機会は減りましたが、その分子ども達と近所をお散歩する機会が増えました。
うちの子どもたち、お散歩中にお花をつむのが大好きなんです。
せっかくなので、見つけた草花を使って「色水遊び」を楽しみました♪
今回は、草花を使った「色水遊び」と、実際につくった色水を紹介したいと思います。
植物(草花)を使った「色水遊び」
用意するもの
花・実・葉・茎
色水遊びといえば、お花や実をイメージしがちですが、葉っぱの部分や茎の部分も使っちゃいましょう!
1つの植物から色々な色水を作ることができますよ。
後に紹介する”ランタナ”は、花、茎、葉、実で4色の色水が作れちゃいます♪
道具
色水をつくるために用意した道具はコチラ。
ビニール袋は、シャカシャカ系のものよりツルツル系の透明のものの方が、色がよく見えます◎
(シャカシャカ系のビニール袋は薄いので、揉んでいる途中で破れてしまうかも。)
すり鉢&すりこぎは、子ども達の離乳食期につかっていたミニサイズのもの。
両方とも100均で購入しました。
道具がなければ、大きな石なんかですりつぶしてもいいですね。
あとは、作った色水を入れる容器です。
紙コップやペットボトル、プリンやゼリーの容器などでもいいと思います。
植物(草花)をつかった「色水」の作り方
①ビニール袋で作る時
ビニール袋に水と草花を入れて、手で揉みます。
しばらく揉んでいるとキレイな色水の完成です!
色の濃い花や、柔らかい実で色水をつくるなら、ビニール袋が手軽にできて手も汚れにくいのでオススメです。
②すり鉢&すりこぎで作る時
小さな花などの手で揉みにくいもの(色が出にくそうなもの)、葉っぱや茎などの硬いもので色水を作るときには、すり鉢&すりこぎがオススメです。
すり鉢に草花と少量の水を入れ、すりこぎですりつぶします。
子ども達は、このすりつぶし作業がすごく楽しいみたいです!
すり鉢をめぐって毎回ケンカが勃発するので、新たにすり鉢を購入しました…。
「色水遊び」花の種類と色見本
・朝顔
色水遊びに使う花といえば、朝顔が一番メジャーですよね!
とっても色が出やすいので、袋に入れて少しモミモミすれば、すぐにキレイな色水ができちゃいます。
朝顔といっても様々な色味のものがありますよね。
今回は青系と赤紫の色水ができました。
・ホウセンカ
学校の授業で育てたホウセンカも色水に。
鮮やかな赤紫色のお花だったのですが、色水も花の色そのままのキレイな赤紫色になりました。
・ツユクサ
ツユクサ(露草)はキレイな青色の色水ができました。
ツユクサは雑草ですが、こんなに鮮やかなブルーのお花ってなかなかないですよね。
お昼になると花がしぼんでしまうので、午前中につんでくださいね♪
・サルビア
こちらは赤色のサルビアの花。
”赤色の色水”ができると思いませんか?
じゃ~ん。
こんな鮮やかなピンクの色水になりました!
・ランタナ
花
ランタナは、かわいい小花がたくさん咲きます。
きっとピンク色のキレイな色水ができるやろ~と思っていたのですが、まさかの黄土色…!
なんか、思ってたんとちがう…。
茎
ランタナの花はちょっと微妙な色味でしたが、茎をすりつぶしたらキレイな黄色になりました♪
嬉しい誤算です。
葉
葉っぱは濃いめの緑色になりました。
縁日のグリーンティーみたい!
実
ランタナの実は熟すと黒っぽい紫色になります。
今年はまだ緑色なので、熟したら色水にしてみたいと思います♪
・マリーゴールド
実家のマリーゴールドをもらってきました。
マリーゴールドは花の時期が5~10月と、かなり長い期間咲いているそう◎
オレンジの花も黄色の花も、とっても濃くて鮮やかな色水になりました!
子ども達はオレンジの色水をみて、「かぼちゃのスープみたい~」と喜んでいました。
栽培されている花は、道端の花より色味が濃ゆいですね!
・ハルジオン/ヒメジョオン
道端でよく見かける背の高い雑草、ハルジオンとヒメジョオン。
ハルジオンとヒメジョオンはとっても似ているのですが、ツボミが下を向いているのがハルジオン、ツボミが上を向いているのがヒメジョオンなんだそう。
すり鉢ですりつぶすと、カモミールティーの様な、柔らかい黄色の色水ができました。
・ミント
自宅で育てているミントも色水に。
すり鉢ですりつぶすと、とっても爽やかでいい香りが…。
緑色になると思いきや、キレイな黄色の色水になりました。
・グミの実
6月の中旬、子ども達がグミの実をたくさん摘んできました。
グミの実ジャムを作った際、ザルでこした後の種と果肉があったので色水にしてみました。
ビニール袋に水とグミの実を入れてモミモミすれば、こんなにキレイな色水が♡
まるで”いちごミルク”の様な色水の完成です!
・桑の実
こちらもグミの実と同じく、子ども達が摘んできたもの。
桑の実の色水はブドウの様な色味になりました。
中には小さな種がたくさん入っていました。
・ヒイラギナンテンの実
ヒイラギナンテン(柊南天)は、ヒイラギの様にギザギザした葉っぱが特徴的な植物です。
6月になると紫色の小さな実がたくさんできるんですよ。
ヒイラギの実もすり鉢ですりつぶしてみました。
最初は桑の実の色水の様にキレイな紫色だったのですが、早々に茶色くなっちゃいました…。
きっとアクが強いんでしょうね。
”毒のある植物”に注意!
ヨウシュヤマゴボウ
ヨウシュヤマゴボウには毒があるんだそうです!
私自身、小さいころに”ヨウシュヤマゴボウ”の実をつぶして色水遊びをしたことがあったのですが、毒があるだなんて知りませんでした…。
実が熟すと、紫色のすご~く濃い汁がでるので楽しかったんですけどね…。(アメリカでは”インクベリー”と呼ばれているそうです。)
大きなお子さんなら誤飲することはまずないと思いますが、小さなお子さんが間違って口にしないように気をつけてくださいね。(見た目はブドウやブルーベリーみたいなんです!)
ちなみに、ヨウシュヤマゴボウの根っこはこんな感じです。
ちっさいゴボウみたいだと思いませんか!?
”ヤマゴボウ”の名前は、ここから来たのかな?(でも食べちゃダメです)
夾竹桃(キョウチクトウ)
キョウチクトウは街路樹や公園などでもよく見かける樹ですが、こちらにも毒があるそう!
私が通っていた小学校の校庭にも植えられていました。
まさか毒があったなんて…怖い!
以前、”キョウチクトウの枝をお箸がわりにして食事をした方が救急車で運ばれた”というニュースを見たことがあります。
枝を燃やした煙にまで毒が含まれているという情報もありました…すごいですね。
鮮やかなピンク色や白色のかわいい花が咲くのですが、お子さんが触らないように注意してくださいね。
さいごに
草花をつかった「色水遊び」、いかがでしたか?
今年は春から夏にかけて家にいることが多かったので、色々な色水を作ることができました♪
小学生の長女は、まるで職人さんのように無心でゴリゴリ草花をすりつぶしていましたよ。
絵の具や食紅をつかった色水遊びもお手軽で楽しいですが、植物をつかった色水は出てくる色が想像と違うことが多々あり、とっても面白いですよ~。
色水遊び、梅雨の時期や雨の日の”おうち遊び”にオススメです!
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